新年あけましておめでとうございます。
今年も、日常や相場の中でふと立ち止まりたくなるようなテーマを、静かに言葉にしていけたらと思っています。どうぞ本年もよろしくお願いいたします。
新年最初の記事は、少し意外に思われるかもしれませんが、 「なぜマラソンや駅伝は、あんなに長時間見ていられるのか」 という話から始めてみます。
脳は「わずかな変化」を追い続けるように設計されている
新年最初のスポーツの楽しみが、箱根駅伝という方はたくさんいらっしゃると思います。
そこで今回はそれにまつわる記事にしてみました。
マラソンや駅伝を見ていると、不思議とチャンネルを変えずに見続けてしまうことがあります。
大きな事件が起きるわけでもなく、派手な展開が続くわけでもない。
それでも、気づけば何十分、時には何時間も画面を眺めている。
この現象は、感動や根性論だけでは説明しきれません。
むしろ、人間の脳の構造にとても素直に合っているからだと考えたほうが、しっくりきます。
人間の脳は本来、「急激な変化を瞬間的に処理する」よりも、「ゆっくりと変化する状況を、継続して観察する」ことを得意としてきました。
獲物との距離が少しずつ詰まる。仲間の位置関係が微妙に変わる。
天候や地形のわずかな違和感に気づく。
こうした環境の中で生き延びてきたため、脳は「変わらないように見えて、少しずつ変わるもの」を追い続ける設計になっています。
マラソンや駅伝は、まさにその構造をなぞっています。
順位は急には変わらない。
しかし、少しずつ差が広がったり、縮まったりする。
集団の中から一人が抜け出し、また吸収される。 坂、風、給水といった小さな要因が、後になって効いてくる。
刺激は強すぎず、弱すぎない。
予測はできそうで、完全にはできない。 この“ちょうどよさ”が、脳を疲れさせず、飽きさせず、自然に見続けさせます。
「終わりがある」という安心感 ―― ゴールがあるから意味が生まれる
もうひとつ重要なのは、明確な終点があることです。
人は、「終わりが決まっている持続的な営み」を観察するのが、とても好きです。
ゴールがあるから、今の苦しさや単調さが意味を持つ。
どこへ向かっているのかが、はっきりしているからです。
この構造は、実は私たちの日常にも多く重なります。
- 仕事のプロジェクト
- トレードでの「待つ時間」
- 子育てや、病気からの回復プロセス
派手な出来事よりも、「ちゃんと進んでいることが見える時間」のほうが、人の心を静かに支えてくれることがあります。
マラソンが見ていられるのは、苦しさが美化されているからでも、根性論に感動しているからでもなく、時間の中で意味が立ち上がってくる過程を、脳が心地よく追えているからなのだと思います。
急がず、誇張せず。2026年を「進んでいること」を見つめる一年に
世界は、基本的に一気には変わりません。
ほとんどの変化は、じわじわと進みます。
マラソンや駅伝は、その事実をとても正直に映しています。
だからこそ、新年の始まりに、この話を置いてみました。
今年も、急がず、誇張せず。
「進んでいること」をきちんと見つめながら、言葉を積み重ねていけたらと思います。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。
健康に過ごすこと、過ごせること、それが幸せなことだと思います。
【編集後記:自分の「歩み」を味わうために】
テレビの中で続く静かな走りのリズムに、私たちがつい見入ってしまうのは、
それが人間の根源的な「移動する喜び」を呼び起こすからかもしれません。
誰かと競うためではなく、自分自身の心地よいリズムで、
一歩一歩、地面の感触を確かめながら歩く。
その静かな変化を脳で楽しむためには、
足元をストレスから解放してあげることが最初の一歩になります。
日常の何気ない散歩を、脳が喜ぶ極上の体験に変える。
自由で、機能的な一足とともに、あなたの「歩み」を再発見しに行きませんか。
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頑張るよりも「戻る」だけ。心と体のQOLを上げる、いちばん静かな健康習慣
このブログでは、日常のふとした瞬間に感じる「生きづらさ」や、
心身の健康、そして人生を少し面白くする視点について綴っています。
読んでくださった今のあなたにとって、
次に必要な一編がここにあるかもしれません。
もしよろしければ、本棚を少しのぞいてみませんか?
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