── トレードからはじまる、行動と心理のノート
Re: Trader は、
トレードを起点に、人の行動や迷い、判断の癖を観察し、
日常を少しだけ冷静に見直すためのノートです。
ここに書いているのは、
「どうすれば成功するか」という答えではありません。
むしろ、
- なぜ、同じところで何度も迷ってしまうのか
- なぜ、わかっているのに動いてしまうのか
- なぜ、何もしないことがこんなにも不安になるのか
そういった判断の手前で起きていることを、静かに言葉にする場所です。
なぜ「Trader」なのか
トレードには、正解がありません。
未来は誰にもわからず、期待と不安が常に入り混じっています。
そして多くの場合、
人を失敗させるのは知識不足ではなく、感情です。
- 取り残されるのが怖い
- いま動かないと損をする気がする
- でも失敗したくない
この揺れは、相場だけの話ではありません。
仕事でも、人間関係でも、人生の選択でも、同じように起きています。
Re: Trader における「トレード」は、
お金儲けの話ではなく、判断が試される象徴的な場面です。
だからこのブログでは、
トレードを比喩として、人の行動や心理を見ています。
このブログで扱うもの、扱わないもの
Re: Trader では、次のようなテーマを扱います。
- 行動経済学
- 認知バイアス
- 不安や焦りが生まれる構造
- 「もやもや」の正体
- 判断が歪む瞬間の観察
一方で、次のようなことは扱いません。
- 銘柄や投資商品の推奨
- 必ず儲かる方法
- 短期的な成功体験の煽り
- 不安を刺激して行動を促す表現
ここは、
誰かを動かすための場所ではなく、
一度立ち止まるための場所です。
個人的な背景について
数年前、私は大きな病気を経験しました。
それは、それまで当たり前だと思っていた人生が、
音を立てて崩れるかもしれないと感じるような告知でした。
正直に言えば、
冷静に対処できたわけではありません。
ただ、その中で必死に考え続けたことがあります。
それは、
自分に扱えることと、
自分ではどうにもならないことを、どう分けるか
ということでした。
アドラー心理学の「課題の分離」、
行動経済学が教えてくれる認知の癖やバイアス。
それらを使って、
できるだけ自分を外から眺めようとしました。
感情を消すことはできない。
でも、感情のままに判断しなくてもいい。
自分の課題は、自分の目の前のトレイに。
自分ではどうにもならないことは、少し離れた「他人事のトレイ」に置く。
そんなイメージを頼りに、日々をやり過ごしていました。

今振り返れば、
うまくできたとは言えません。
それでも、
「なぜこう感じてしまうのか」を考え続けた時間が、
いまの Re: Trader の土台になっています。
このブログでできること
このブログを読んだからといって、
すぐに悩みが消えることはありません。
でも、
- 自分を責めすぎなくていい理由が見える
- 焦っていたことに気づける
- 判断する前に一呼吸置ける
そんな変化は、きっと起きます。
Re: Trader は、
答えを渡す場所ではなく、
考え直すための余白を置く場所です。
はじめての方へ
もし、このブログに初めて来られた方は、
「生きづらさ」を人間OSから解き明かす Re: Trader の歩き方と、20万年前の設計図
から読むのがおすすめです。
でも気になったタイトルから読んでいただいても、まったく問題ありません。
ここにある文章は、
どこから読んでも、同じ方向を向いています。
最後に
世の中が正解を急かしてきても、
自分の手番は、自分で決めていい。
人生・社会という荒れた土地を歩いている人を待っている、 最果ての宿屋のような、そんな場所でありたいと考えています。

